はじめに
PCでゲームをするとき、家ではデスクトップでやって出先やベッドの上ではノートPCで続きをやるみたいなことができればいいなと思ったことありませんか。
しかし、これをするためには何らかの方法で端末間のセーブデータを共有する必要があります。
steamならsteamクラウド上で端末間でセーブデータの共有ができるらしいですが、それ以外だとできない場合が多いと思います。
そこでWindowsなら標準で利用できる、One Driveを使ったセーブデータの共有方法を紹介したいと思います。
※注意
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セーブデータファイルをOne Drive上にコピーする
まず、ゲームをインストールしたフォルダをエクスプローラーで開いてください。
ゲームによってどこにインストールされるかはまちまちですが、デフォルトだとC:\Program Files
とかにインストールされることが多いんじゃないかなと思います。
次にゲームのセーブデータが入っているフォルダを探してください。
具体名は出せませんが、私が試したゲームではsavedata
というわかりやすい名前のフォルダがありました。

このセーブデータフォルダを丸ごとOne Drive上にコピーしてください。
コピーした後、コピー元になったフォルダは削除するか名前を変更しておいてください。
One Driveへのジャンクションを作る
One Driveへフォルダをコピーしましたが、ゲームのプログラムはOne Drive上のセーブデータを読み込むわけではないのでこのままではプレイできません。
そこで、元のセーブデータがあった場所にジャンクション(シンボリックリンク)というものを作る必要があります。
コマンドプロンプトを開き以下を入力してください。
mklink /J [インストールしたフォルダ]\[セーブデータフォルダ名] [One Drive上のセーブデータ]
[インストールしたフォルダ] や [One Drive上のセーブデータ]にはフォルダのパスを入力してください。
パスがわからない場合、フォルダ右クリックするとパスのコピーを選ぶこともできます。
[セーブデータフォルダ名]にはそのままセーブデータフォルダの名前を入れてください。
これによりセーブデータが実際はOne Drive上にあるのに、PC内に保存されているように見せかけることができます。
あとはセーブデータを共有したい端末でも同じようにOne Driveに対してジャンクションを作ればOKです。
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